CINEMA 「ニライカナイからの手紙」2005年公開作品
人生の中で10数年間の思い(優しさとか思いやりとか温かさとか苦悩とか)を
鮮やかに切り取った涙あふれる感動作。
風希(主人公)の葛藤する青春時代、母の如何ばかりの痛み、苦悩するおじい・・・
舞台となった竹富島の自然というより、演出、カメラワークの優れた様が際立っている。
現実的ではない話とともに、郷愁あふれる竹富島も、心の中にあるものとして残しておきたい。
(実際は観光地としての竹富島であるだろう・・・としたらこの映画での感動はないのでは)
曇りガラス、磨りガラスを通して垣間見るような光の映像、
映画としての魅力にあふれた秀作と言える。
映画とは関係ないですが、新鋭作家(詩人)の「ニライカナイ」と言う
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